春分~立夏(3月21日~5月20日)の健康運

一年を6つに分けた季節の移り変わり(初の気→二の気→三の気→四の気→五の気→終の気)において、正常な気候変化を主る主気に対して、異常な気候変化をもたらす客気が影響を及ぼすことを客主加臨(きゃくしゅかりん)といいます。
主気は厥陰風木→少陰君火→少陽相火→太陰湿土→陽明燥金→太陽寒水の順に巡り、客気は厥陰風木→少陰君火→太陰湿土→少陽相火→陽明燥金→太陽寒水の順に巡ります。
主気は常に、厥陰風木から始まりますが、客気はその年の十二支により決定されます。
2023年は卯の年であり、司天(3番目の気)が陽明燥金となるので、太陰湿土→少陽相火→陽明燥金→太陽寒水→厥陰風木→少陰君火となります。二の気は、春分~立夏(3月21日~5月20日)頃の気候を支配します。
主気が少陰君火で客気が少陽相火となります。
正常な気候変化では、春分以降は気温が段々と上昇していきますが、今年はさらに暑くなることが予想されます。
中国の古典「黄帝内経 六元正紀大論篇」には陽明燥金が司天で卯の発病の変化について、次のように述べられています。
「二つの火が権力を握るため陽気が広がり、民衆は心地よく、万物は成長して繁栄するが、疫病が流行ると人々が急死する。」
例年よりも暖かく、過ごしやすい気候ではありますが、感染症の流行には注意が必要です。